ゆーのミリ活日記

趣味のミリ活(ミリタリー活動)をしています。 使いやすいアメブロに移行しましたm(_ _)m

↓下記、アメブロに移行しましたm(_ _)m
https://ameblo.jp/milikatsu

前回の記事の続きです^^♪

今回の記事では皆様が大好きな(?)電子戦装置に関して見て参ります(`・ω・´)ゝ

その前に。。。

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「あきづき」のマストです^^

マストは平面で構成されており、従来のトラス構造のラティスマストよりもRCS(Radar Cross-Section:レーダー反射断面積)が低いことを伺うことができます。

これはFCS-3A(00式射撃管制指揮装置3型)を装備することで、大型で重量のある回転式の対空レーダーをマストに装備しなくて済むようになったためだと言われています。

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2015年12月に撮影した「ふゆづき」のステルスマストです。

「てるづき」には後述するORN-6E-2 TACANから空中線が伸びていません。

※2017年1月にJMU(Japan Marine United)から引き渡された際に、空中線が追加された模様。

また、各張り出しのフラット部分は全て四角柱で角を外に向けるようになっています。

それぞれの支柱は直接マストへは接続されず、台形の板を介して溶接されていることが分かります。

それでは、各電子戦装置を見ていきます(`・ω・´)ゝ

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マスト最頂部の円盤状のものは「戦術航法援助装置」であるORN-6E-2 TACAN(Tactical Air Navigation)になります。

TACANの下の板状のものはUHF(Ultra High Frequency:極超短波)アンテナで、右舷側のヤードにも取り付けられています。

赤・緑の航海灯の下にはバウムクーヘン状のLINK16アンテナが設置されており、足場の下、前のフラットには電子戦支援装置であるNOLQ-3D ESM(Electronic Support Measures)が備えられています。

基本的な構成はあたご型と同じですが、それぞれ新型に変更されているため、微妙に形状が異なります。

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ESMの下段には敵味方識別装置のOPX-11 IFFがあり、その下のフラットには上記と同じESM(箱型)が両舷側に設置されています。

更に下のフラットには航海用レーダーであるOPS-20Cが備えられており、後述しますがヘリコプター用データリンクアンテナであるORQ-1C-2のレドームが頭を覗かせています。

ESM後方の張り出しには赤・橙・青の状況灯が並んでいます。

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対空レーダーの下のフラットには白いレドームが特徴のヘリコプター用データリンクアンテナであるORQ-1C-2が備えられており、右舷側のフラットには航海用副レーダーであるOPS-20Cが置かれています。

艦橋天盤にはこちらも白いレドームが特徴となっているXバンド、Kuバンド帯に対応しているスーパーバード衛星通信アンテナのNORA-1Cが設置されており、その手前にNTTdocomoアンテナ、撮像機のHCK-241HDW-Eが置かれています。

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各フラット下部やヤード、ヤードを支える支柱にはレーダーなどの乱反射を防ぐ、板状の電波吸収材が各所に所狭しに取り付けられています。

この措置はRCS低減を意図したものではなく、あくまでも乱反射を防ぐことを目的としたものです。

1枚1枚に白い文字で「ペンキ塗るな」と書かれています。

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左右両舷側のヤードには風向風速発振器、点滅信号灯、HF(High Frequency:超短波)タブレットアンテナ、ヤードから第1煙突両舷脇に突き出す支柱の間に張られているHFアンテナが設置されています。

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艦橋構造物の上部壁面に装備されたFCS-3Aです。

大きい方が捜索・追尾用のCバンド帯、小さい方が下記管制用のXバンド帯を使用しています。

光の加減によって、壁面が内側に凹んだ俗にいう「痩せ馬」になっているのが分かります。

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CバンドとXバンドは隣り合う面に、干渉を避けるためと思われる板が設置されています。

Cバンドは横辺のみですが、Xバンドは横辺と下辺にあります。

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2012年8月に撮影した、進水時の「ふゆづき」です。

FCS-3Aが装備される面は塞がれているのが分かります。

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艦橋両舷のウィング前面には遮風装置が設置されています。

これは前面に当たる風の方向を変えて上に逃がし、エアースクリーンを構成するもので、ウィングへの風の吹き込みを低減することができます。

ウィングの下部には舷灯を装備しており、夜間の航海中に自艦の進行方向を伝える役目があります。

右舷が緑灯、左舷が赤灯となっています。

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艦橋前面の下部から生えている基部が緑色のN-AS-299 空中線です。

短波を受信するための空中線で、艦橋脇両舷、後部のFCS-3Aを収めた上部構造物に計4本装備されています。

その隣には水上艦用機関銃架3形が置かれており、「あきづき」には艦橋構造物前部に左右1基ずつ、「てるづき」以降は後尾のヘリコプター格納庫天盤上に左右1基ずつが装備されています。

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「あきづき」の錨甲板です^^

手前に言える円筒形のものはキャプスタンと呼ばれ、揚錨機を構成します。

錨鎖は錨鎖導板上に伸び、上甲板からホースパイプを通して主錨に繋がっています。

また、歩行帯は甲板に滑り止め加工がされていますが、戦闘通路のような白線は描かれていません。

写真下の部分には艦内へ空気を送る通風装置の上部を見ることができます。

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高性能20mm機関砲と共に「あきづき」の砲煩兵装であるMk45 mod4 62口径5inch(127mm)単装速射砲です(≧ω≦)b

前から撮影して、全体を写すことができなかったので。。。"(-""-)"

あたご型と同型となる米海軍製の主砲で、海上自衛隊の汎用型護衛艦として初めて搭載されました。

Mk45 mod4は62口径と長砲身であるため、発射速度こそOto-Melara(オート・メラーラ)社製の127mm砲より半減しますが、最大射程は50%増で38,000mを超えます。

また、弾火薬庫から揚弾、砲身への装填も完全自動となっています。

砲弾は円錐状の弾頭部と筒状の薬莢部に分かれており、実際に飛んでいく弾頭部には水上弾、榴弾、対空弾、演習弾、照明弾があります。

なお、センサーが弾頭未搭載をエラーと感知して空砲としては使用できません。。。

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2015年3月に乗艦したUSS DDG89 Mustin(マスティン)のMk45 mod4 62口径5inch(127mm)単装速射砲です^^/

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■諸元
口径:127mm
砲身長:62口径
砲身数:1門
砲弾重量:31.75kg
初速:約823m/s
発射速度:16~20発/m
射程:37km
旋回範囲:±170度
旋回率:30度/s
俯角範囲:-15~+65度
マウント重量:24.389t
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Mk45 mod4 62口径5inch(127mm)単装速射砲の周りの甲板には薬莢が落ちた跡がありました。

訓練時は黒いゴムマットを敷きますが、波浪などもあり全てを保護している範囲に落とすことは難しいようです。

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「あきづき」の戦闘通路です^^

写真の通り、艦橋構造物の側を通る通路には艦橋構造物に沿って白線が引かれています。

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2015年10月に乗艦した「てるづき」の戦闘通路です。

艦橋構造物に沿っておらず、直角に引かれていることが確認できます。

※「すづつき」、「ふゆづき」はまだ乗艦したことがないので。。。(苦笑)

続いては、見学順路に沿って左舷側のスカートを潜ります(`・ω・´)ゝ

OSAKA防衛防災フェスティバル2017

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Twitter公式サイトに自衛隊からは16式機動戦闘車(試作、量産型どちらかは不明)、AH-64Dアパッチ・ロングボウ、81式自走架柱橋、掃海艇(阪神基地所属)が来るとの情報がありました!!

開催時間は10:00AM~16:00PMのため、いつから待機していれば自衛隊車両の入場、機体の飛来、艦艇の入港を撮影することができるのでしょうか??

悩みます"(-""-)"

昨年7月の艦活が未消化でしたので、ご紹介させて頂きます(`・ω・´)ゝ

※ブロ友の鉄火お嬢が行く!さんが「あきづき」の体験航海に参加したこととかつての友人がピットロードの1/700「あきづき」を作り出したことに影響を受けました(苦笑)

今回の「あきづき」の一般公開は和歌山港中埠頭第2号岸壁で行われ、16日(土)は自衛隊を志望する大学生などの特別公開、17日(日)が一般公開となっており、私は17日(日)の一般公開に参加してきました^^v

ちなみに、16日(土)は舞鶴基地サマーフェスタ2016に参加したので、2日連続での艦活です^^♪

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和歌山港中埠頭第2号岸壁へは大阪市営谷町線、堺筋線と南海電鉄南海線を利用しました o(・ω・o)=з=з

前日の疲れもあって寝坊したのですが、何とか午前中の公開には間に合います^^

陸の孤島とも言われる和歌山なので、そんなに混んでいないと考えていましたが。。。(苦笑)

香川と同じで、他に娯楽がないようですね(*´▽`*)

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岸壁の少し出っ張っているところから撮影しました^^

曇天なのが残念ですm(_ _)m

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■あきづき型
あきづき型は次世代の汎用型護衛艦として建造されました。

その最大の特徴は国産のフェイズドアレイ・レーダーを核とする射撃指揮装置(FCS-3A)を搭載したことです。

本射撃指揮システムと射程の伸びたESSM(Evolved Sea Sparrow Missile:発展型シー・スパロー)を装備したことにより、これまでの個艦防空以上に広いエリアをカバーする僚艦防空が可能となりました。

この能力によってBMD(Ballistic Missile Defence:弾道ミサイル防衛)対処中のイージス艦を守ることがあきづき型に与えられた重要な任務です。
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艦首のベルマウスと主錨です^^

主錨は海上自衛隊の護衛艦では一般的になったアドミラリティー型になります。

ベルマウスの脇には主錨を引き込んだ際にアンカーヘッドが嵌まるように溝が設けられています。

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あきづき型4番艦「ふゆづき」のベルマウスと主錨です。

DD115あきづきとDD116てるづき、DD117すずつきは三菱重工業長崎造船所、DD118ふゆづきだけが三井造船玉野造船所で建造されました。

そのため(?)主錨を収める艦首のベルマウスの形状が4番艦の「ふゆづき」だけが異なっています。

※他にも各艦によって差異がありますので、なるべくご紹介できればと存じます^^

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艦番号の「115」です^^v

この艦番号はかつて就役していたやまぐも型護衛艦3番艦の「あさぐも」以来となります。

米海軍の艦艇ではこの艦番号もロービジ(低視認性)を意識して薄い色になっているため、海自艦艇も近い将来ロービジになるかもしれません"(-""-)"

ちなみに、艦番号の寸法と間隔は「海上自衛隊の使用する艦船等の塗粧及び着標に関する訓令」により定められており、あきづき型のような全長が120m以上の場合、寸法が2,000mm、間隔が800mmとなっています。

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「あきづき」への乗艦には右舷中央の舷梯(ラッタル)を使いました。

※並んでいるように見えますが、列は並んでいません(苦笑)

それでは、「あきづき」に初乗艦します(`・ω・´)ゝ

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乗艦して最初に撮影した装備は、柱上のスライディング・パッドアイになります。

第1煙突後部に設けられた洋上補給装置で、補給艦からのハイラインを連結する際に使用されます。

同じ汎用型護衛艦であるむらさめ型、たかなみ型では傾斜が確認できませんでしたが、あきづき型ではRCS(Radar Cross-Section:レーダー反射断面積)を考慮して、傾斜が付けられています。

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スライディング・パッドアイには「あきづき」の艦名が入った銘板が吊られていました^^

記念撮影をしたくなるのも分かります(苦笑)

最近知ったことですが、この銘板の裏にも何か書かれているようですね^^

続いて、見学順路である前部構造物下のスカート内へと入ります o(・ω・o)=з=з

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※「てるづき」のMOD(Mobile Decoy)は2015年10月25日に阪神基地に寄港した際に撮影。

あきづき型から装備された自走式デコイランチャーです。

MOD(Mobile Decoy)と呼ばれ、4連装のランチャーを右舷側のシールド内に1基装備しています。

こちらは後述するFMJ(Floating Acoustic Jammer:投射型静止式ジャマー)より更に近距離に迫った魚雷に対し使用され、音響を発生させながら魚雷を欺瞞・誘引して自艦から引き離して魚雷を爆発させます。

上記が「あきづき」のMODで下部が「てるづき」のMODです。

「てるづき」のMODは側面に平らな部分があり、そこには部隊マークが描かれています^^v

※HOS-303 3連装単魚雷発射管は写真がピンボケしていたため、左舷側のものをご紹介致しますm(_ _)m

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右舷艦首の繋留索が整然とボラードに巻き付けられています^^

いつも感じますが、海自隊員のロープワークは芸術の域です(苦笑)

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「あきづき」前甲板から艦橋構造物を見上げます(*´▽`*)

写真左下に見えている水上艦用機関銃架3形は「あきづき」には艦橋構造物前部に左右1基ずつ、「てるづき」以降は後尾のヘリコプター格納庫天盤上に左右1基ずつが装備されています。

いよいよ兵装を見ていきます(`・ω・´)ゝ

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艦橋前部に設置されている、保管容器と発射筒を兼ね備えたMk41 VLS(Vertical Launching System:垂直発射装置)です^^v

このアングルからでは分かりにくいですが、あきづき型のVLSはむらさめ型同様、艦橋とは独立して設置されています。

32セルあり、短SAM16セル(ESSM54発)と07式ASROC(Anti Submarine ROCket)16発が装填されているようです。

ミサイルの弾体はキャニスターと呼ばれる、白い容器に収められており、この状態で出荷、運搬され、クレーンに吊られて搭載されます。

各セルとキャニスターの間には配線が結合され、装填後でもどのセルにどのミサイルが装填されているかが認識できるようになっています。

未使用のまま帰港した場合は、整備保管に当たって、再びクレーンにより吊られて撤収されます。

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艦橋前部に設置されているのはCIWS(Close In Weapon System:近接防御システム)で、海自では高性能20mm機関砲の名称で採用されており、対艦ミサイル防御の最深部を担当しています。

航空機用に開発された20mm多銃身機銃M61A1とレドーム内に収められた捜索レーダー、FCS-3Aとは別のVPS-20射撃指揮装置を組み合わせたもので、捜索・追尾・攻撃・評価のサイクルを目標を破壊するまで全自動でループする完全自動迎撃システムです。

初期量産型のBlock0に続いて、発射速度を向上させ即応弾数を増したBlock1、そのコンピューターを更新するなど小改正を施したBlock1A、レーダーを始め構成機器を刷新し、光学指揮装置を付加、水上射撃機能も付加したBlock1Bと、漸次進化しています。

また、甲板に固定して電力を供給するだけであるため、場所と十分な甲板強度、配線さえあれば後日装備も可能ということもあり、西側の多くの艦艇に採用されています。

写真はMk15 mod32 Phalanx Block1Aの銃身を支える支柱が付いたタイプになります^^v

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おおすみ型輸送艦3番艦のLST4003くにさきに搭載されていた高性能20mm機関砲です。

こちらには銃身を支える支柱がありません。

支柱がないタイプをMk15 mod32 Phalanx Block1だという意見もありますが、真意は不明です。。。

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■諸元
口径:20mm
銃身長:Block0/1/1A:76口径
    Block1A/1:99口径
銃身数:6門
銃弾重量:100~150g
初速:約1,100m/s
発射速度:Block0:3,000発/m
     Block1/1A/1B:4,500発/m
射程:5.5km(有効射程:1.5km)
旋回範囲:±150度
旋回率:115度/s
俯角範囲:Block1/1A:-20~+80度
     Block1B:-25~+85度
マウント重量:Block1/1A:5.6t
       Block1B:6.1t
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こんごう型ミサイル護衛艦(イージス艦)4番艦のDDG176ちょうかいに搭載されていた高性能20mm機関砲(Mk15 mod32 Phalanx Block1B)です。

従来のものと比べて新型レーダーとFLIR(Forward Looking Infra-Red:熱線映像装置)による光学照準を備え、銃身も1,520mm→1,981mmへと延長されています。

また、小型水上目標にも対処できるようになったのが特徴です。

が、最新鋭艦に必ず装備されているわけではないため、コストパフォーマンスが悪いのかもしれません。。。

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米海軍第7艦隊戦闘部隊第15駆逐隊に所属するArleigh Burke(アーレイ・バーク)級ミサイル駆逐艦USS DDG52 Barry(バリー)の艦橋前に装備されているMk15 mod32 R2-D2 Block1Bです。

海自の弾丸はタングステン弾芯を使用していますが、米海軍は劣化ウラン弾芯のAPDSを使用しています。

米海軍ではR2-D2の射程の短さ・20mm機関砲弾の破壊力の小ささ・多数目標への同時対処能力の不足から一時は搭載されない艦も出ました。

※未搭載艦だった艦も後日装備がされていますが、現在では艦に1基が主流となっています。

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同じく第15駆逐隊所属のUSS DDG54 Curtis Wilbur(カーティス・ウィルバー)艦尾のMk15 mod32 Phalanx Block1Bになります。

レドームの塗装や錆具合はいい加減にも見えますね(苦笑)

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現在までの海自艦艇では「いずも」にのみ装備されているMk15 mod31 SeaRAM(Rolling Airframe Missile)になります。

これはPhalanx(ファランクス)の架台に・レーダー、光学センサーに艦対空ミサイルの11連装発射機(ミサイルはRIM-116C)を組み合わせたものです。

あぶくま型護衛艦にも搭載されるという計画がありますが、計画で終わっています(涙)

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ブロ友のbetchさんに写真を提供して頂いた、2017年1月のJMU(Japan Marine United)にて艤装が終了した直後のDD101むらさめです。

Phalanx(ファランクス)のレドームが白色→灰色に変更されており、これから随時変更される可能性があります。

ロービジを狙ったものだとする意見がありますが、それならば何故衛星通信アンテナのレドームの色も変えないのでしょうか??

続いては「あきづき」のマストに備えられた電子戦装置について見ていきます(`・ω・´)ゝ

【追記】
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ブロ友のすーさんさんより頂いた、JMUから出てきたばかりのDDG175みょうこうです(`・ω・´)ゝ

「むらさめ」同様に搭載しているPhalanx(ファランクス)のレドームが灰色に変わっています^^

今のところBlock1Bのみが塗装されていますが、その他のバージョンも変更が施されるのか楽しみです(≧ω≦)b

最後になりましたが、写真を提供して頂いたブロ友さん方、いつもありがとうございますm(_ _)m

中国初の国産空母、進水へ 2020年までに就役か

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※写真は朝日新聞デジタルより拝借

中国遼寧省大連で建造が進んでいる中国初の国産空母の最新の様子が、朝日新聞の入手した写真から明らかになった。進水に向けた準備が進んでいるとされ、2020年までに南シナ海を管轄する南海艦隊に配備されるとの情報もある。

この空母は、旧ソ連の空母を改修して配備された訓練用の「遼寧」に続くもので、国産としては初。今月中旬に撮影された写真では、先端がそり上がった「スキージャンプ方式」の飛行甲板や艦橋など、排水量約50,000tとされる艦体のほぼ全容が確認できる。

共産党機関紙・人民日報系の「環球時報」(英文電子版)は21日、軍事専門家らの話として、レーダーや防空システムの取り付けや試験航海を行う必要があると指摘。「20年までに就役する」との見方を示した。

→排水量が50,000tとなると、仏海軍が保有する満載排水量40,600tのCharles de Gaulle(シャルル・ド・ゴール)よりも大きいですね。

中国海軍は5~6隻ないとまともな運用できないという意見もありますが、脅威になることには違いありませんm(_ _)m

この日は伊勢湾で行われた平成29年度機雷戦訓練後にすがしま型掃海艇のネームシップであるMSC681すがしまと5番艦であるMSC685うくしま、6番艦であるMSC686とよしまが高松港に寄港するということで、前日から高松に訪れていました^^/

特に関西住まいからすると、佐世保地方隊下関基地隊所属の第43掃海隊の艦艇は珍しいです^^♪

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また、大型船舶の航行が規制されている鳴門海峡ですが、掃海艇は航行可能のため「掃海艇+大鳴門橋(鳴門大橋)」を撮影できる!!と考え、入港前に鳴門海峡付近で迎え撃つことにしました^^♪

MSC681すがしまと5MSC685うくしま、MSC686とよしまは伊勢湾を出るタイミングでAISが消えたため、高松港の入港時間を逆算しての行動です。

早朝からアプリを見ていると、掃海管制艇であるMCL730くめじまが鳴門海峡を向かっているのを確認し、最悪でも「くめじま」の撮影には間に合うため、車を走らせますo(・ω・o)=з=з

そして、大鳴門橋付近には千畳敷展望台、鳴門山展望台、お茶園展望台など多くの展望台がありますが、紀伊水道から北進してくる掃海艇を撮影するつもりだったので、孫崎展望台でカメラを構えることにしました(`・ω・´)ゝ

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到着して15分ほどで「くめじま」の姿を確認できました(≧ω≦)b

この日は海上で7.0m/sほどの強風が吹いていましたが、孫崎展望台と風向の関係もあって、風を感じることはありませんでした。

流石は交通の要所というだけあって、内航船も多数確認できます^^

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強風による波浪と「くめじま」自身がつくる波切り、引き波が美しいです(*´▽`*)

※話は変わりますが、挨拶は大事ですね。また、話し掛けて不愛想にされるとこちらのテンションも下がります"(-""-)"

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この時は「くめじま」がUターンして室戸岬沖に向かっていると把握していなかったので、胸を弾ませながらシャッターを切ります(*´▽`*)

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■孫崎灯台
孫崎灯台は昭和26(1951)年12月20日に完成、点灯しました。

対岸の約1.3kmにあ淡路島の門崎灯台とともに鳴門海峡を航行する船舶の重要な指標となっています。

灯台の建物は建設当時のままですが、内部の機械類は全て近代化されています。

■概要
位置:北緯34度14分21秒
   東経134度38分36秒
塗色・構造:白色 塔型 コンクリート造り
灯質:単閃白光
光度:8,400カンデラ
光達距離:13.5海里(約25km)
高さ:地上~頂部 11.0m
   水面~灯火 51.0m
管理事務所:第5管区海上保安本部 徳島海上保安部
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そう言えば「くめじま」の姿だけを撮影したのは、2016年5月末に催された体験航海以来です^^/

今年も体験航海を実施するのかなー(*´▽`*)

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本当に波飛沫と引き波が凄いです(゜Д゜)!?

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■くめじま
基準排水量:490t
満載排水量:570t
全長:58.0m
全幅:9.4m
深さ:4.2m
主機:CODOE方式 三菱6NM-TA(B)Iディーゼル2基
速力:最大14knot
兵装:JM61-M 20mm他銃身機銃1門
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あるアプリを見てみると「15knot」と表示されていました(苦笑)

海上自衛隊の艦艇が全速力(この場合はアプリの誤表記かと)を出すことは珍しいので、この時点で重大事故か何かが起きたことが分かりました。

加えて呉基地隷下の阪神基地にて一般公開が行われていたMST464うらがの一般公開が突然終了した旨の連絡も入ります。。。"(-""-)"

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「くめじま」は計9隻が建造された、うわじま型掃海艇5番艦MSC676→MCL730に艦種が変更となった掃海管制艇(元掃海艇)です。

※うわじま型掃海艇は現在の主力であるすがしま型掃海艇の前級であり、従来のはつしま型掃海艇よりも深い中深度域に敷設された機雷への対処能力が付与されています。

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瀬戸内海を西に進む内航船と絡めてみました^^♪

この時間帯は快晴のため、素晴らしい艦活日和です(*´▽`*)

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浅瀬の白波とも絡めます^^

普段は自然がないところに住んでいるため、艦艇と自然を絡められると何でもよく見えてしまいますm(_ _)m

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南あわじウインドファーム(風力発電所)にあるプロペラ型の風車とも絡めます^^

プロペラ型の風車は風力発電の中で最も発電効率が良いこともあって、もっとも一般的なものになります。

最近流行りの洋上型風力発電もこのタイプを採用することが多いです^^v

短所は、ある程度の風速がないと発電することができない点と強風時は騒音がうるさい点、発電中にたまにブレードが飛んでいく点でしょうか。

「くめじま」が大鳴門橋に近付いたので、私も少し場所を移動します o(・ω・o)=з=з

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鳴門の急流に立ち向かう「くめじま」です^^

この時は事情を知らなかったので、Jshipsへの応募も考えましたが、ブログ上だけに留めておきます"(-""-)"

※本当は記事にして投稿するのにもかなり迷いました。。。

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似たアングルで「くめじま」と観潮船です^^

ここで鳴門の渦潮と絡めることができれば理想でしたが、元々予定になかった「くめじま」の撮影なので。

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2つの主塔と補剛桁を交えた全体も写します(`・ω・´)ゝ

孫崎展望台より南側から撮影した方が絵になったかもしれませんが、初めて訪れた場所なので、満足しています^^♪

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■大鳴門橋(鳴門大橋)
全長:1,629.0m
全幅:25.0m
高さ:144.3m

大鳴門橋は、鳴門海峡の渦潮に影響を及ぼさないようにするため、多柱基礎工法と呼ばれる特殊な工法が採用されています。

橋は上下2層式となっており、上部は片側3車線の道路(現在は計6車線の内、中央4車線を使用)、下部は将来的に鉄道を通すことが出来る構造となっています。
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流れが強すぎて、海というより河になっています(苦笑)

やはりこの状態で艦首側から撮影してみたかったですm(_ _)m

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上記と似たような構図ですが、「くめじま」の向きが異なるので"(-""-)"

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■鳴門の渦潮
鳴門海峡は鳴門側の孫崎と淡路島側の門崎に挟まれた、幅1,340mの狭い海峡です。

この海峡の鳴門側から約200mのところに「裸島」、淡路島側から約300mのところに「中潮」と呼ばれる岩礁があり、その中間はV字型に深く落ち込み、最深部は約90mにも達します。

また、海峡の南側には水深140mm北側には水深約200mの海蓋があり、この鳴門海峡独特の地形が潮の干満に伴う海水の流れと合わさり、鳴門の渦潮を発生させています。

鳴門海峡に発生する渦の大きさは直径約20mにも及び、世界でも最大規模と言われ、大潮時の最大流速は20km/hにも達し、この激しい潮流から発生する轟音から鳴門(鳴る瀬戸)の名が生まれたと言われています。
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吊橋の補剛桁と交えて撮影しました^^♪

世の中には「橋マニア」というのも存在するようですが、大鳴門橋を見ていると橋マニアの気持ちも分からなくはないです(苦笑)

私はこれ以上広げる気はありませんが。

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大鳴門橋の南側にある飛島とも絡めてみました(#^^#)

標高は25.0mの無人島で、海の難所として知られる鳴門海峡の航行目標とするため、島には鳴門飛島灯台が設置されています。

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鳴門飛島灯台と先を急ぐ「くめじま」です。

この写真を撮影した後に、ある方より室戸岬沖で掃海艇の乗員が落水した旨を聞きました。。。

親切な方でしたが、SNSでいろいろ書かれました(苦笑)

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上記理由により、当然ながら掃海艇3隻の高松港への入港は中止になりました。

昨日で事故が発生して2週間が経ち、室戸岬の様子を見ると捜索の規模を縮小あるいは打ち切ったようにも見えます。。。

勿論最善を尽くしていることとは存じますが、再発防止に努めてほしいです"(-""-)"

GSユアサ、海上自衛隊潜水艦にリチウムイオン電池供給「そうりゅう」型に登載

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写真は2013年3月に海上自衛隊に引き渡された様子を撮影した、三菱重工製のそうりゅう型潜水艦5番艦「ずいりゅう」

GSユアサは21日、海上自衛隊の「そうりゅう型」潜水艦に、子会社ジーエス・ユアサテクノロジー(GYT・京都府福知山市)のリチウムイオン電池を供給すると発表した。今年3月に量産を始め、2018年夏の納入を予定する。

日本の潜水艦の動力源はこれまで鉛蓄電池が使われており、リチウムイオン電池の搭載は初めてとなる。GYTはまず、15年度に防衛装備庁と契約した1隻に製品を供給する。昨年10月に草津市に専用工場を建設し、生産体制を整えた。

GSユアサ広報・IR室は、具体的な供給数や契約額は明らかにできないとしている。

→リチウムイオン電池搭載潜水艦の建造は明るいですね(*´▽`*)

期待される通りの性能を発揮してくれると良いのですが。。。

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